学者取説（簡易版）

学者のことを多くの方により理解してもらいたいがために
超簡単にまとめました

◆学者の変身

学者は基本的に
白魔導士モードと黒魔導士モードに変身できます
これが「グリモア」ってやつです

その名の通り、
白魔導士モード（白のグリモア）に変身すると、白魔法にめっさ強くなります
白系スキルは全部B以上になり、詠唱速度が１０％減少、MP消費も１０％減少
逆に黒魔法に関しては詠唱速度とMP消費２０％増加等のペナルティがつきます

黒魔導士モードはその逆なので省略

ようするに白魔法となえたいならとりあえず白モードに変身しとけって感じ


◆戦術魔道書ってなんぞ

これは魔法をうまく使うための本です

・魔法の詠唱速度を５０％カットしたり
・MPコストを半分にしたり
・単体魔法を範囲化したり
・覚えてない魔法をカンニングする
とか色々ある

一番下の魔法カンニング、これを「白の補遺、黒の補遺」という
ようするに学者自身は魔法を覚えてないんだけど、
「魔道書見ながらなら唱えられる魔法もあるよ！」ってこと

補遺が必要な魔法（ちょい適当）↓
イレース
ディスペル
スリプル系
レイズ２
リレイズ２
精霊４系全部

これらの魔法は魔道書を片手にじゃないと実質使えない

ぶっちゃけ学者の人たちは魔導士みたいなスーパー人類と違ってごく普通の人間なので、（普通の人間なりに頑張って魔法を使おうと色々考えた末、魔道書を発明した）
高度な魔法であればあるほど魔道書に頼るしかないっていう。でっていう。


魔道書は色々出来て便利なんだけど、その代わり本を開いて内容を確認するだけで
なんだかよくわからない変なパワーを消費するらしく
基本、一分に一回しか開くことが出来ない

連続して最高4回開くことも出来るんだけど、
使ったら使った分だけまた変なパワーをためなきゃいけない


たとえばイレースを範囲化してパーティー全員にかけようとしてみよう

まず、白魔法モードに変身する
・白のグリモア！

イレースはカンニングしないと使えない魔法なので
・魔道書を開いて白の補遺！（変なパワー消費１）

魔法範囲化は魔道書の別ページに書いてあるので
・ページをめくって女神光臨の章！（変なパワー消費２）

・イレース詠唱開始

みたいな流れになり、これだけで変なパワーを2個も消費していることがわかる（リキャスト2分発生）


ね？便利だけど、色々とめんどいでしょ？


学者の立ち回りはつねにこの変なパワーとの闘いになる
レイズ２を唱える時も、魔道書のカンニングが必要だから最低１は変なパワーが必要になるし
おまけに白魔モードと黒魔モードの切り替えも1分に一回しか出来ないっていうスーパージレンマをかかえている


上記のイレース範囲化を使った直後から、さらにブリザド４を唱えようとすると

まず変なパワーは残り２．
・黒のグリモアにきりかえまーす
・ブリザド4はカンニング必須なので黒の補遺しまーす（変なパワー残り１）
・ブリザド４はコスト高いのでMP消費を半分にする簡素清貧の章のページ開きまーす（変なパワー残り０）
・ブリザド４詠唱開始

みたいな
こんなことを連続でしちゃったら身動きとれなくなるっていう。
魔道書を使えない状態の学者はただの人間っていう。

学者のご利用は計画的に。


あ、あと机上演習の説明忘れてた。
机上はね、アレはバーミリを2枚重ね着してると思えばおｋ（メイン学者は3枚）
魔法のリフレシュとは重ねられないのがなにより不便